2023年8月6日追記
中学受験テキスト 予習シリーズ
時折【予習シリーズ 算数フォローコース】についてのお問い合わせをいただきます。
このコースは、【予習シリーズ】を使用している集団授業塾との【併用】を前提としたコースです。
現在お通いになられている集団授業塾の復習を
「当塾で一緒にやっていこう」
「わからなかったところを一緒に考えていこう」
といったスタンスの授業となります。
いわゆる【集団塾の復習をする個別指導】です。
ちなみに生徒からは
【予習シリーズ】なのに【復習】しかやらないね
といったツッコミ(?)をよくもらいます…(笑)
で、具体的にどんな感じで授業を進めているかなんですが・・
先週は【予習シリーズ 上】の【第9回】週でしたので、
代表して小5算数【第9回 円の回転・転がり移動】の【例題2】を例に、当塾のやり方を書いてみます。
以下、当塾で一番お問い合わせの多い【Aコース】在籍生を念頭に置いた記述です。
例題・類題
まず、①【例題2】をこちらで解説します。
生徒の理解度に応じて、比較的ゆっくりと丁寧に説明することが多いです。
なお、普通の問題集と異なり、予習シリーズは【例題】が
いきなり入試典型問題
である場合もあり、【例題】に入る前に、【補助的な問題】を使用する時もあります。
※今回の【例題2】はそこまで難易度が高くないので、【補助的な問題】等は使用せず、普通に【例題2】からスタートです。
生徒から「うん、まあ、説明は理解できる」的な反応がでたら、実際に②【類題2】を解いてもらいます。
「わかった!」と思っても、いざ問題を解くと「解けない」場合も多いので、実際に目の前で【類題2】を解いてもらいます。
特に予習シリーズの場合、
「理解できた!! ➡ あれ? ➡ 解けない・・」
という事例がしばしば見られますので、実際に目の前で解いてもらうことが重要です。
幸いなことに当塾は【完全1対1の個別指導】ですので、実際に生徒に目の前で解いてもらい、その解き方をチェックすることができます。
ここでスラスラ解けるのであれば、すぐに次の【例題3】にいくのですが、
スラスラとはいかない場合、先に急がず、
【例題2・類題2】と【同じ解法が必要とされる問題】を繰り返してやります。
トレーニング・基本問題・反復問題(基本)
具体的には、いったん【演習問題集】にいき、③『トレーニング4の(1)』
※(1)のみで、(2)はまだ触れません。
次に【予習シリーズ】に戻り、④『基本問題4』
そして再び【演習問題集】に飛び、⑤『反復問題(基本)4』
まだ不安な場合は、⑥【週テスト問題集】内の類題
それでもまだ不安な場合は、⑦当塾で用意した類題プリント
以上、①~⑦の順序で解いていきます。
とにかくスラスラ解けるまで演習してもらいます。
スラスラ解けるようになって、はじめて次の【例題3】にいきます。
もちろん生徒によって異なりますし、個人差もありますが、【Aコース】在籍生の場合、【流れ】としては、まあ、だいたい、こんな感じの授業です。
『練習問題』は?
なお【Aコース】在籍生の場合、『練習問題』には触れません。
触れない、というか、【Bコース】に定着するまでは
『練習問題』なんて、
この世に存在しない!(笑)
といった感じで授業を進めています。
小5以降の予習シリーズ『練習問題』は、一般的な問題集における【応用問題】と言っても良いかと思います。
特に、最後の1~2問は難易度が高いです。(もはや【ハイレベル問題】ではないでしょうか?・・)
【Bコース】に定着するようになって、はじめて『練習問題』をやります。
関連ブログ
参考ブログ
なお、【予習シリーズ(算数)フォローコース】とは異なり、当塾のみで私立中学受験を目指すコースもあります。