【山脇の抑えに吉祥女子? 吉祥女子の滑り止めに・・】はるか昔の私立中学受験

2023年4月追記

吉祥女子が山脇の抑えになるわけないのですが・・


はるか昔、妹が中学受験をする時のことです。

 

 

 

最終的に山脇学園中を第一志望とし、抑えに吉祥女子中

 

(もちろん今の感覚では、吉祥女子山脇の抑えになるわけないのですが、当時は吉祥女子が入りやすい時代でした)

 

そして滑り止めに東京純心女子中、さらに万が一のことを考え、滑り止めの滑り止めとして【T中】を受験することにして、十二月の塾の最終面談になりました。

 

 

 

チャレンジ校のない、いわゆる安全重視の受験作戦です。

 

 

 

すると塾の○○先生はしばらく考え込んだ後

「いやあ、いくらなんでも安全策を取り過ぎですよ」

と言い、

 

特に【T中】の受験に難色を示しました。

 

 

 

○○先生は

「【T中】は、将来的には伸びる学校とは思いますよ」

と言いつつも

「さすがにT中までランクを落とす必要はないです。受験料がもったいないです」

とか

「どうせ【T中】は二次募集、そしてたぶん三次募集をしますから、この(受験する)三校の結果が出てから出願しても遅くないです 」

と言うのです。

 

 

 

母も妹も

「いやいや先生、三次募集は言い過ぎ」

とは思いつつも、間接的に

「滑り止めの滑り止めは不要です」

と言われているようなものですので、ちょっとほっとしたそうです。

 

 

 

これが逆に

 

「【T中】に加え、さらに滑り止めの滑り止めの滑り止めも受けましょう!!」

なんて言われたら、とてつもなく不安になっちゃったと思います。

 

 

 

結局母と妹は○○先生の言葉に従い、【T中】の出願は受験する三校の結果が出てからすることになりました。

 

 

 

そして幸いなことに(奇跡的に?)、妹は受験した三校とも合格することができ、結果的に【T中】は出願しないで受験終了となりました。

 

 

 

 

 

 

 

実は先日、実家の押入れから当時の予習シリーズとか中学受験資料集とかが出てきまして、この時の○○先生の

「【T中】は、将来的には伸びる学校とは思いますよ」

 という言葉が実家で話題になりまして…

 

 

 

なにしろ、この言葉

見事に的中!!!

 です。

 

 

 

もう「伸びる」というか「伸び過ぎ」でして、当時短大進学者も多かった【T中】は、今や、東大合格者数で【女子学院】を上回る時もある超々進学校となってます。

 

 

 

ただ○○先生が、本当にここまで【T中】が伸びると思っていたのか、それともあくまで社交辞令として「【T中】は伸びる」と言ったのかは分からないのですが… 

豊島岡女子学園


2022年6月追記

【T中】とはもちろん、豊島岡女子学園中のことです。

 

ほんと、すごい進学校になってしまいました。

 

 

 

当時、豊島岡女子学園は【高校入試】の方がメインで、【中学入試】なんておまけ(?)みたいなものでした。

 

その豊島岡女子学園が高校募集を停止、中学募集のみになるとは・・

 

 

 

少なくとも○○先生は、ここまでは予想していなかったように思います。

2023年4月追記

今春の東大合格者数は【豊島岡女子学園】30名、【女子学院】27名とのこと。

 

いや、ほんと、超々進学校になってしまいました。

関連ブログ(主宰者の個人的なこと)










【山脇の抑えに吉祥女子! 吉祥女子の滑り止めに・・】はるか昔の私立中学受験(←今お読みのブログ)





日大二で思い出したのですが・・

 

(2021年11月追記あり)