【早慶附属に全滅・・】
主宰者欄にも記載しましたが、僕はいわゆる【早慶附属高校全滅組】です。
結局、合格通知をいただけたのは、【立教(現・立教新座)】・【中大附属】・【日大二】の三校だけでして、これは当時中三の僕にとって、相当な衝撃でした。
ただ、いつまでも落ち込んでばかりいられません。
落ち込みつつも、やらなければならないことがあります。
そうです。
進学先の決定です。
(当たり前ですね)
費用納入締切日の関係もあり、どこに入学するかを早急に決めなければなりません。
ここで僕特有の【困った事態】が発生します。
各高校の情報がないのです。
(手元にあったのは、それぞれの学校の入学案内くらい)
実は僕、【立教高校】も【中大附属】も【日大二】も、生まれて初めてその学校に行ったのが入試日当日という・・
まあ、なんというか、その、今となっては非常に反省をしているんですが、当時は正直言って、三校ともあまりその存在を意識していなかったんですね。
これは完全に失敗でした。
今と違ってインターネットなどない時代です。
進学先を選ぼうにも、その学校のイメージが湧かないというのは致命的です。
いや、ほんと、文化祭や体育祭、少なくとも学校説明会には行っておくべきでした。
(後の祭り)
結局、塾の先生を始め、様々な方に相談をし、色々なアドバイスをいただきながら、親の意見を取り入れつつも、自分なりに判断しました。
【立教高校!】
まず
セオリーで言えば立教高校!
との助言をいただきました。
今は立教大学と明治大学がMARCHトップの座を競い合っている感じですが(明治の方が上?)
当時はぶっちぎりで立教大学がMARCHナンバーワンでした。
そして立教高校は、よほどのことがない限り立教大学に内部進学できます。
ただ立教高校は、附属中はもちろん、附属小もあるんですね。
これが僕にとっては結構大きな問題でした。
世の中には、すぐに誰とでも親しくなれちゃうフレンドリーな人もいますが、僕にはそこまでの社交性はないということもあり、「人間関係がある程度出来上がっている世界」に入っていくのには、ちょっと抵抗がありました。
【中大附属?】
一方、当時の中大附属は高校単独校です。
内部進学の人はいません。
これには惹かれました。
※今は併設中がありますので、内部進学の人がいます。
また中央大学には法学部というところがあり、塾の先生を含む複数の方から
法学部、特に法律学科に行くと、立教より就職に有利だよ
というアドバイスをいただいたこともあり、心は中大附属に傾きます。
さらに当時の僕は、経験したことのない「電車通学」というものになんとなく不安があり、上記三校の中で、中大附属が唯一「自転車で通える高校」ということも魅力でした。
【日大二】
もちろん日大二も迷いました。
なにしろ日本大学には医学部があります。
そして、日大二は「毎年、ほぼ必ず日大医学部の進学者がいる」日大附属高校でした(今もそうですよね)
とはいうものの、医学部は
日大二の中で、三年間【ずっと学年三位以内にいる人】が検討する学部
との話を聞き、聞いた瞬間に諦めました(笑)
【中大附属に進学】
まあ、そんな感じで中大附属に進学したんですが、入学してすぐに気付いた事は、自分と同じ【早慶附属全滅組】が異様に多いこと。
(入学者の六割くらい?)
最初は知らない者同士ですから、休み時間とか会話もなく静かなのですが、「どこの塾にいってたの?」なんて会話を経て、【早慶附属全滅】という共通の話題をきっかけに親しくなるという(笑)
まあ、ゴールデンウイークが過ぎる頃には【全滅】のことなんて話題に出なくなり、「中大附も悪くはないな」って感じで、高校生活に馴染んでいきました。
ちなみに僕たちが卒業した後、さらに【全滅組】の比率が高くなり(八割近く?)、さすがに
ここまで不本意入学者が多いのは、いかがなものか
とのことから、第一志望者を対象とした「単願推薦制度」の導入が決定されたという噂を聞いたのですが、ほんとなんでしょうか?
関連ブログ(主宰者の個人的なこと)
【立教・中大附属・日大二】はるか昔の高校受験(←今お読みのブログ)
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【中学受験】と【高校受験】を比較してみたブログです。