(2021年8月追記あり)
【偏差値も司法試験合格者数も・・】
僕が中央大学(多摩キャンパス)に通っていたのは、
まだモノレールもない頃、
最寄り駅が多摩動物公園駅(京王線)の時代でした。
多摩キャンパスについては、
今の中大生も「自然豊かな環境だなあ」と思うでしょうが、
僕がいた頃は、もっともっと自然豊かな環境でした(笑)
地方出身の○○君は、
上京する時に抱いていた東京の大学のイメージとは違ったらしく、
「地元の方がまだ都会(笑)」と言ってましたし、
23区内から通学している□□君は、
中大生 毎日遠足 楽しいな
と自虐的な川柳を詠んでいました(笑)
まあ確かに、平日の午前中に多摩動物公園駅で降りるのは、
遠足の子供たちが中心ですからね(笑)
ただ笑ってばかりいられないのは、入試難易度(偏差値)のこと。
やはり交通の便が悪いと嫌がる受験生が多いのか、
70年代後半に都心から多摩キャンパスに移転して以降、
偏差値は少しずつですが確実に低下していきます。
さらに困ったことに、
法務省が毎年発表する大学別司法試験合格者数も落ちていきます。
都心にあった頃は、
司法試験合格者数で一位か二位だったそうですが、
僕がいた頃は万年三位 。
その後四位、そして五位に…
もっともその後は(モノレールの開通もあって???)、
やや持ち直して現在に至ってます。
【法学部 移転!】
そんな中
【都心回帰!】
中央大学法学部 移転
というニュースが報道されました。
噂ではいろいろ聞いていたのですが、
今回、正式に理事会で決定したそうです。
自分が通った場所から自分が通った学部が消えてしまうというのは残念な気もしますが、
交通至便な都心に移転するというのは、
正直言って非常に良いことのような気がします。
(少なくとも、場所を理由に受験を避けられる事はなくなると思います)
ただ不安なのは、これから文京区大塚に校地を取得するらしいんですね。
さらに大塚に校地を取得できなかった場合は、
駿河台校地と後楽園キャンパスを使用するとのこと。
まだまだ不確定要素が多いみたいです…
【茗荷谷キャンパス】
2021年5月11日追記
結局、文京区大塚の校地は取得ではなく、定期借地権による土地使用になったそうです
(予算の都合なのかな?)
とはいうものの、丸ノ内線茗荷谷駅徒歩1分という好立地です!
池袋駅から二駅です!!
これで少なくとも、場所を理由に受験を避けられる事はなくなると思います。
そういえば上記ブログを書いた後、生徒の一人から
「(ブログ内の)『司法試験合格者数で一位か二位だった 』の部分は、何かの間違いと思って検索しちゃいましたっ」
と言われました(笑)
いや、間違いじゃないです(笑)
でも今の生徒(特に高1~高2)にとって、
中央は(学部を問わず)MARCH下位のイメージなんですよね(笑)
ちなみに、この生徒に
「一般入試で来た同級生は、みんな早大(法)には落ちてたけど、たいていの人は早大(教育)には受かってた」
という事実を言ったのですが、信じてくれませんでした(涙)
(まあ、僕自身は附属からの内部進学組なので、一般入試で早大(教育)に受かるかどうかは微妙なんですが・・)
とにかく、こちらの想像以上に母校の地盤沈下は激しいです。
都心回帰(茗荷谷キャンパス)により、少しでも地盤が上昇することを願います。
【復活?】
2021年8月31日追記
実家に送られてきた中央大学学員時報夏号に
「寄稿 法学部移転を歓迎する」という特集が組まれていました。
昭和時代に卒業された先輩方の
茗荷谷への移転を契機に昔日の名声を
や
司法試験合格者数一位の座の復活を祈念
などの寄稿が掲載されています。
僕は平成時代の卒業生なので、
「司法試験合格者数で三位に戻ってくれればいいな」程度なのですが
やはり皆さん、移転をきっかけに母校の復活を願っているようでした。
関連ブログ(主宰者の個人的なこと)

【都心回帰!】中央大学法学部 移転について(←今お読みのブログ)