【私立中】から【都立高校】を受験するということ

2025年12月28日追記

通常は内部進学


当塾には【公立中】の生徒はもちろんのこと、【私立中】の生徒も通塾してくれています。

 

 

 

通常、【私立中】の生徒は併設の高校に内部進学します。

 

 

 

理論上、内部進学せずに外部(都立高校や他の私立高校)を受験するという選択肢もあることはあるのですが、ほとんどの生徒は迷うことなく内部進学します。

都立高校 過去問【平成17 平成20 平成23】
都立高校 過去問【平成17 平成20 平成23】

外部受験で都立高校へ


ところが近年、【私立中】在籍者の保護者様から、都立高校受験についてのお問い合わせをいただくようになってきました。

 

 

 

どうやら都立高校の大学進学実績が回復しつつあることが、背景にあるらしいです。

大学進学実績が回復しつつある・・
大学進学実績が回復しつつある・・

このような問い合わせが目立ち始めたのは、2~3年くらい前からだったと思います。

 

 

 

今春も1名、【私立中】の生徒が都立高校を受験し、めでたく合格。

 

中学受験経験者ということで学習習慣が確立されており、また学校がすでに高1内容に入っていることもあり、余力を持っての合格でした。

祝 【私立中】から【都立高校】合格!
祝 【私立中】から【都立高校】合格!

結果的に、本年度の中3卒業生(新高1生)は以下の3パターンでした。

公立中⇒都立高校
私立中⇒併設の私立高校(内部進学)
私立中⇒都立高校(外部受験)

もちろん①が人数的には一番多いですし、③はまだまだ少数です。

 

③の傾向が今後も増加し続けるかどうかはわからないのですが、少なくともお問い合わせは確実に増えています。

2025年12月版 中高一貫校から都立高校外部受験


2025年12月追記

 

上記ブログを記載してから12年弱が経過しました。

 

この間の変化について書いてみます。

 

 

 

結論から言うと、【③私立中⇒都立高校】を希望される方は増加しています。

 

ただ、外部受験の理由は様々になってきたような気がします。

 

以前は【都立高校の大学進学実績が回復しつつあること】が外部受験の主な背景だったと思うのですが、

 

それに加え近年は、【在籍している私立中の校風が合わない】といった相性の問題(※)により、外部受験を考える方が増えているような気がします。

相性の問題→個人情報との兼ね合いもあり具体的なことは書きにくいのですが、やはり「入学して初めて分かる校風」というものはあります。

また新校長就任等により、学校側の方針が変更されたりしたことをきっかけに、外部受験を決意される方もいました。、

【内部進学】ではなく【外部受験】
【内部進学】ではなく【外部受験】

なお、内申点については相変わらず私立中在籍生は不利です。

 

12年前も今も、不利なことに変わりはありません。

内申点については私立中在籍生は不利・・
内申点については私立中在籍生は不利・・

中堅下位の私立中で5~6(十段階評価)の生徒は、内申点としては3(五段階評価)の扱いになるはずです。また生徒本人も「自分は学力的には平均レベル」と思っています。

 

ただ、授業をするとわかるのですが、地元公立中の4(五段階評価)の生徒より優秀です。進研Vもぎ等でも偏差値60を超えるのが普通です。

地元中に在籍していれば、確実に4はもらえるはずの生徒です。

確実に4はもらえるはず
確実に4はもらえるはず

地元中にいれば4なのに、私立中に在籍しているせいで3になってしまう・・

 

これはやっぱり不利です。

 

 

 

そしてこのことが、少なくとも英数理社国の五教科に言えます。

 

オール4のはずがオール3になってしまうイメージです。

補足 内申点不問入試当日得点一発勝負だった【都立高校入試における特別選考枠】は、2016年度入試より廃止されています。

内申点を一切考慮しない【特別選考】は廃止されました・・
内申点を一切考慮しない【特別選考】は廃止されました・・

東京都の場合、内申は中3の成績のみが対象となります。中1~中2の成績は全く関係ありません。

 

そこで内申対策を念頭に、中3進級時に【私立中から地元公立中に転校】する方も、極めて少数ながらいると聞きます。

なお12年前も今も、入試が差し迫った中3冬に【③私立中⇒都立高校】のお問い合わせをいただくことがあります。

 

当塾の場合【中3 中高一貫校 学校別準拠コース(※※)については、特に入会受付終了日は設けておりませんので、理論上は中3冬からでも指導は可能です。

 

とはいうものの、やはり時間が足りません。圧倒的に足りません。

 

もちろん塾側としては全力を尽くしますし、頑張りますが、どうしても時間的制約が生じてしまうことはご理解ください。 

※※名称は【学校別準拠コース】ですが、高校受験に向けた指導内容となります。

参考ブログ





こちらは【中学受験】と【高校受験】とを比較してみたブログです。



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