【Wもぎ】休止!

2024年10月5日 最終更新

 

 

【Wもぎ】
【Wもぎ】

Ⅴもぎ・Wもぎ


東京都の場合、高校受験の模擬テストとしては

 

【進研Ⅴもぎ】(進学研究会)

 

【Wもぎ】(新教育研究協会)

 

の二つが有名です。

2020【Wもぎ】(新教育研究協会) 塾内テストカタログ
2020【Wもぎ】(新教育研究協会) 塾内テストカタログ

当塾では設立当初、塾内テストも会場テストも【Wもぎ】を採用していました。

 

これは当時

【Ⅴもぎ】は23区内に強く、

 

【Wもぎ】は多摩地区に強い!

と言われていたからです。

当時は【Wもぎ】ではなく【W合格もぎ】という名称だったと思います・・
当時は【Wもぎ】ではなく【W合格もぎ】という名称だったと思います・・

そして当塾の所在地は東大和市です。もちろん東大和市は多摩地区です。

 

そんなわけで高校受験のテスト関係は、もう迷わず【Wもぎ】一択でした。

 

 

 

実際、近隣の他塾さんを見ても【Wもぎ】採用のところが多く、少なくとも多摩地区においては

【Wもぎ】が主流

というか、

高校受験の模試と言えば【Wもぎ】!

的な感じだったと思います。

少なくとも多摩地区においては【高校受験の模試と言えばWもぎ!】的な感じでした。
少なくとも多摩地区においては【高校受験の模試と言えばWもぎ!】的な感じでした。

もっともその後、複数の方から

多くのテスト会社と仲良くしたほうがいいよ

とのアドバイスをいただき、以後、当塾では塾内テストは【Ⅴもぎ】(進学研究会)を、そして会場テストは【Wもぎ】を採用してきました。

塾内テストは【Ⅴもぎ】(進学研究会)を採用
塾内テストは【Ⅴもぎ】(進学研究会)を採用

ところが、コロナ禍初年度(2020年)です。

 

【Wもぎ】が会場テストを中止!してしまったんですね。

 

 

 

一方【Ⅴもぎ】は、(個人申し込み限定とはいえ)会場テストを実施し続けてくれました。

 

 

 

いくらコロナ禍とは言え、さすがに受験生には会場テストが必要です。

 

「塾内受験」や「自宅受験」では、入試本番に近い緊張感を体験できません。

 

 

 

 

 

結局、この年から当塾では、塾内テストも会場テストも【Ⅴもぎ】(進学研究会)となりました。

※その後【Wもぎ】は会場テストを復活してくれましたが・・

【Wもぎ】休止!


そんな中、5月9日【Wもぎ】から

6月~8月の会場テストを休止する

旨の発表がありました。

 

 

また、9月以降の会場テストについても従来のWもぎとは別のかたちになるとのアナウンスがありました。

 

 

 

 

 

確かに近年の【Wもぎ】は、会場が満席(締切)になることが少なくなったというか、まあ、なんというか、ちょっと表現しにくいのですが、どうもかつてのような勢いがない感じがしていたんですよね・・

 

 

 

 

 

とはいうものの、まさか6月~8月の会場テスト実施を取りやめるとは思いませんでした。

 

それに9月以降【Wもぎ】が「別のかたち」になってしまうというのも不安です。

 

 

 

 

 

もちろん現在、当塾では塾内テストも会場テストも【Ⅴもぎ】(進学研究会)ですので特に困ることはないのですが、当塾設立当初の【Wもぎ】の勢いを思い出して、ちょっと色々と考えてしまいました。

【Ⅴもぎ】の方は、例年通り6月から会場テストを実施予定です。
【Ⅴもぎ】の方は、例年通り6月から会場テストを実施予定です。

2024年7月追記

 

7月18日にWもぎ側から9月以降の会場テストについても中止する旨の発表がありました・・

2024年9月5日追記

 

更に追記です。本日9月5日Wもぎ側から11月よりWもぎを再開するとの発表がありました。

 

「本年7月に開催中止のご案内をいたしましたWもぎですが、11月より再開する運びとなりましたのでご連絡いたします」とのことです。

 

 

 

なんというか、再開してくれるのはうれしいんですが、どうも、方向性が定まらないというか、二転三転しているような感じが・・

 

 

 

なお、申し込み受付は、9月20日を予定しているとのことです。

2024年10月5日追記

 

ちょっと余談になりますが・・

 

このブログの最初の方に 東京都の場合、【進研Ⅴもぎ】(進学研究会)・【Wもぎ】(新教育研究協会)の二つが有名です と書きましたが、かつてはもう一つテスト会社があったとのことです。

日本の条件11 教育② NHK取材班 日本放送出版協会 (昭和58年9月1日発行)
日本の条件11 教育② NHK取材班 日本放送出版協会 (昭和58年9月1日発行)

昭和58年9月1日発行の【日本の条件11 教育② NHK取材班 日本放送出版協会】によると、和50年代後半には【進学研究会】・【新教育研究協会】に加え、【東大学力増進会】という会社もあったそうです。

同書119ページに、いわゆる【テスト業者】について

東京では三社が入り組んでいる。校内テストは進学研究会と新教育研究協会が半々に勢力を分け合っている。会場テストになると、東大学力増進会という業者が入り込んで、それぞれにしのぎを削っている。

日本の条件11 教育② 119ページ
日本の条件11 教育② 119ページ

との記載があります。

 

 

 

ただ、この【東大学力増進会】については、それ以上の詳しい記述はありませんでした。

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